こだわって作った注文住宅だったのに

「こだわって作る注文住宅」

 わたくしの父親が「一生ものだからな!家はこだわって作りたい」ということで、注文住宅で家を建てることになりました。

 こだわりとしては東日本大震災を教訓として、耐震性のある家というものをコンセプトとして、収納を多くして和室を作るということになりました。

 トイレも2つというものにしました。

「念願の注文住宅だったものの・・・」

 上記の事を踏まえて業者をチョイスして業者とやり取りをしてから、早速工事に入りました。

 工事に入り念願の注文住宅が完成して、「今日からここが我が家の城だ!」ということで住むことになりました。

 住んでわずか2カ月ほど経過した時でした。

 大きな台風に見舞われてしまい、家自体は大丈夫だったのですが他の家の瓦等が飛んできてガラスが4枚大破してしまいました。

 とてもショックだったのを昨日のように覚えております。

「修繕するほど可愛くなる我が家」

 父親と母親がすぐに業者に連絡をしてガラスの修繕作業に入りました。

 僕はショックを受けたままだったのですが、それを察したのか父親が「暗い顔すんな!(笑)修繕するほど可愛くなるってもんさ」という言葉で吹っ切れました!

 やっぱり注文住宅の我が家が好きだし、大切に使って住んでいこうと思います。

 やはり自分の家が一番です。